今回はミニプログラムと公式アカウントの違いを解説いたします。
中国向けプロモーションの引き合いを多くいただくのですが、ミニプログラムと公式アカウントどちらを使った展開をすればいいのか?
何が違うのか?ということを理解している方は意外と少ないように思います。
ミニプログラムとは 公式アカウントとは
ミニプログラムについての概要については過去に開設した記事がありますので参照にしてください。
公式アカウントについては下記のサイトに詳しく書かれていますので参照ください
ミニプログラムと公式アカウントの違い
では本題のミニプログラムと公式アカウントの違いについて項目ごとにまとめました。
ユーザーにとってミニプログラムの利点はやはり
・アプリのようにダウンロードが不要なところ
・オフライン上でワンタッチで利用できるところ
・SNSでシェアしやすいところ
だと思います。
公式アカウントもインストールは不要ですし、シェアもできますが、タッチ数が多かったらり直感的に利用がしやすいのはミニプログラムでしょう。
サービスとしては公式アカウントの方が早く、ミニプログラムは2016年にテストを開始された比較的新しいサービスです。
ただミニプログラムの勢いはすさまじく、現在は既に総数で10億回ゲームダウンロードがされていたり、多くの店舗でもミニプログラムの導入が進んでいます。
サービスの位置づけについてはミニプログラムは
オンラインとオフラインを繋げるツール
という認識が正しいといえるえでしょう。最近はアプリのような多機能なミニプログラムも多数出ていますが、今中国で一大ムーブメントとなっているOMO方式とミニプログラムの相性はとてもよく時代の流れにあったサービスだといえるでしょう。
公式アカウントも同じく幅広いターゲットがあると思いますが、ホームページよりもSNSで調べたりすることの多い消費者にむけての広報的な位置づけとして利用されるケースが多いようです。
そのために如何にして記事を読んでもらい、シェアしてもらい、フォローしてもらうかを考えられて作られている記事校正になっていることが多いです。
ユーザーの利用時間はミニプログラムは短く、公式アカウントは記事の内容が年々上がっているので長くなっている傾向にあります。
ミニプログラムはオンラインとオフラインを繋ぐ機能が達成されられたらそれ以上滞在してもらう必要がないようなものが多いので単一的な使い方が多いです。
開発においてもミニプログラムと公式アカウントには差があります。
ミニプログラムの特徴としては
サードパーティーに開放している
のでテンセント社以外の企業がミニプログラムのテンプレートを開発・販売しているケースが多いです。
有賛や即速应用等を利用することで中小企業や小さな店でも簡単にミニプログラムを開発し、集客ツールとして使うことが可能となります。
導入経路については
・オフライン上でQRコードをスキャンする
・Wechat内検索
・近くのミニプログラム検索
・チャットで直接共有
がミニプログラムの導入経路になります。
公式アカウントに対して経路が多く、付近の店を探したい時などにも効果的に利用できるのが特徴です。
販促展開はSNSを活用した展開がミニプログラム、公式アカウントともに強いです。
ミニプログラムの場合はWechatのグループシェアはできますが、モーメンツには掲載できません。
実際にミニプログラムが多く使われる場面はWechatのグループや、友達間でのチャットとなっています。
最近はWechat内での検索にもミニプログラムが表示されるようになり、検索から引っかかるようにもなってきています。
ミニプログラムのまとめ
いかがでしたでしょうか?
中国市場を開拓する2大ツールといっても過言ではないミニプログラムと公式アカウントですが
それぞれ利用シーンや拡散の仕方、ユーザーの用途が違うのでそれらを理解したうえでどちらを選ぶのが良いかを検討されると良いかと思います。
イマチュウでは企業向けにミニプログラムの作成、その他中国プロモーション施策のご提案を行っておりますので興味ある方は以下のフォームからご連絡ください。
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