WeworkがNakedHub(裸心社)買収

中国トレンド

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今回は世界最大のコワーキングスペースであるWeworkが中国の大手コワーキングスペースNakedHub(裸心社)買収のニュースが入ってきましたのでその情報です。

WeworkがNakedHub買収!!

中国のIT情報サイト猎云网によると、4月12日にWeworkがNakedHub買収をするということです。12日にNakedHub社内で通知がされ、具体的な展開についての説明が行われるということです。

Weworkとは

アメリカニューヨークが発祥のコワーキングスペース。15カ国49都市に155カ所以上に拠点を有し、13万人以上の会員にコワーキングスペースやWeWork Commonsというコミュニティーを提供しています。

中国では北京上海に展開されており、フリーランスやスタートアップ企業に人気のコワーキングスペースとなっています。

今回の買収によりWeworkの企業時価総額は25億ドルを超える予定です。

 

NakedHubとは

2015年に上海で誕生したコワーキングスペースです。北京、上海シンセンなどに展開しており、計40を超えるコワーキングスペースを運営しています。

実際に上海の旗艦店舗のレポートはこちら

上海NakedHubレポート

上海一等地のビル一棟全てNakedHubというあまりの規模感に圧倒されたことを覚えています。

Weworkによる買収に至った経緯

NakedHubは、ここ1年の営業がうまくいっておらず、人材の流出も顕著だったようです。資金調達に苦戦をしており、Cステージでの資金調達が順調に進まず、資金不足に陥っていたようです。

実際に上海のコワーキングスペースを見て回った感想としては、WeworkとNakedHubの雰囲気は非常に似ており、開放的な空間と、施設の運営方法などはWeworkを参考にしていると感じていました。

NakedHubの施設内には多くの中国系スタートアップ企業や、欧米系の企業が入居しており、上海の中ではかなり利用者が多く、活気があると感じていたので、今回の買収は驚きました。

上海のコワーキングスペースの状況

上海のコワーキングスペースは2014年の李首相による「大衆創業、万衆創新」(大衆による創業、万民によるイノベーション)という方針(双創政策)が打ち出された後、急速に数が増えていきました。

創業支援ファンドの創設やベンチャー投資規制の緩和などが行われ、創業を希望する人達の拠点としてコワーキングスペースが人気となっています。

上海主要コワーキングスペースは下記まとめをご覧ください

上海のコワーキングスペースおすすめ8選

まとめ

いかがでしたか?今回はWeworkのNakedHub買収ニュースについて説明しました。

NakedHubへ契約書類を提出したばかりの段階でこのニュースが飛び込んできたので驚きました。

Wework買収されることで内部会員の交流が活性化されたり、より強いネットワーキングが可能となりそうなので楽しみです。

日本への進出もされる計画があるようなので日本と中国で使えるコワーキングスペースとして更に便利になりそうです!

 

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