大家好!(ダージャーハオ!)上海で起業家シェアハウスを運営していますイマチュウの村林です。
引き続き中国(上海)で会社登記するときの流れについて書いていきます
前回までの記事はこちら↓
前回までで登記に必要な人事について完了しましたので、今回は定款の書き方についてお伝えします。
定款は中国語では章程といい、日本と同じく登記の際に必要となります。
定款(ていかん)とは、法人の目的・組織・活動・構成員・業務執行などについての基本規約・基本規則そのもの(実質的意義の定款)、およびその内容を紙や電子媒体に記録したもの(形式的意義の定款)のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E6%AC%BE
基本的に各企業が自社の経営範囲等から作成するのですが、開発区や投資サポート機構等には専用のフォーマットがありそれにサインするだけで完了するケースもあります。
会社法で定款は「中国語と他の一種の外国語」で申請することが可能とありますので、日本企業の場合はまず日本の総務等が日本語版を作成し、最終版を中国語翻訳する方が安全と思います。
定款(章程)に記載が必要な内容
定款作成には以下の内容記載は必須記載内容です。外資・内資に関わらず必要となりますので、董事会で内容や記載事項についてはしっかり協議しておきましょう。
①会社名称・住所
②経営範囲
③会社形態(外資・内資・合資等)
④投資総額・登録資本及び出資期限
⑤立上人の名前、保有株式数
⑥株主の権利と義務
⑦会社機関(株主会・董事会・総経理・監事会など)
⑧董事会の組織図、権利、任期等の規則
⑨監事会の組織図、権利、任期等の規則
⑩利益分配規則
⑪会社清算についての規則
⑫財務会計制度・税務制度
⑬株主総会の規定
中国の定款(章程)は印刷できる
定款の作成・修正はオンラインで出来ますが、紙での定款を持っておきたいという人も多いでしょう。
そういう人のために紙の定款を持ち歩くことをお勧めします。
印刷物の取得・印刷は工商局で可能です。
外資系企業の中国登記用章程のサンプル等は百度等から探して参考にするのも良いでしょう。
今回は中国で登記申請に定款作成について説明しました。
次回は、〇〇について説明致します
イマチュウでは中国上海での会社登記サポートを行っております。
興味のある方は一度お気軽にご連絡ください
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