Wechat ミニプログラム(小程序)制作サービス

中国トレンド

中国ではアプリの代わりにミニプログラム(小程序)を活用するケースが増えてきていますが、日本ではまだまだ普及が進んでいないように思います。

弊社では利用者10億人を超えるWechatユーザー向けにミニプログラム(小程序)の開発を行っています。

中国人インバウンド集客にもおすすめなので、今後日本企業でもミニプログラム(小程序)を活用していく企業は増えていくでしょう。

今回はミニプログラム(小程序)の概要から弊社サービスまで説明致します。

ミニプログラム(小程序)とは


ミニプログラム(小程序)はWechatが有名ですが、他のアプリにも同様のミニプログラムがあります。中国ではWechatミニプログラムAlipayミニプログラムBaiduミニプログラムが有名な3つのミニプログラムです。その中でもシェアが最も大きいのは先行して発売されたWechatのミニプログラム(小程序)となります。

ミニプログラムの特徴としては、

アプリの中から利用できるアプリであること

サードパーティの開発が可能

ユーザアカウントとパスワードがなしでログインできる

開発速度が速い

開発費用が安い

即時アクセス、即時閉じることができる

等があります。中国では今までアプリを開発してリリースしていたサービスですが、今後はミニプログラムに変わりつつあるという流れがあります。

現在ミニプログラムを利用しているユーザーは1日平均4~6回利用しており、平均利用時間は13分となっています。(出典: 2018年小程序生态进化报告)

この数字は今後もっと増加するだろうと予測されますし、アプリ利用者がミニプログラムに移ってくる可能性は高いです。

中国のミニプログラム市場概況

誕生して2年足らずですが、中国内のアプリ開発会社はこぞってミニプログラム開発をすすめています。アリババ、テンセント、百度、バイトダンス、快速応用等が独自のミニプログラムプラットフォームを提供しています。

特にテンセントはミニプロラムを最初に開発し、現在においても市場を牽引しています。その次にアリババのミニプログラムが後を追っているという状況です。

現在競争が激しいプラットフォーマー各社は流量を重視しており、まずは流量を確保すればその後自由にマネタイズができる。という認識が多いです。

※流量とはユーザー、アクセス、滞在時間などのこと

Wechatのミニプログラム(小程序)のユーザー

Wechatのミニプログラムユーザーは2018年3月の段階で既に4億人を超えています。

中国では2017年1月からサービスが開始され、2017年12月のミニゲーム跳一跳の大ヒットでその知名度が大きく高まりました。

その後レストランや、ECサイト、旅行サイト等でもミニプログラム(小程序)が導入されるケースが多く、今ではアプリよりも気軽に利用できて、便利なシステムという認識が中国人の中には出来上がっています。

ミニプログラム(小工程)の使える範囲

ミニプログラム(小程序)で現状人気となっているのはゲームコンテンツです。そのほか、差生活サービスや、EC、旅行等とも相性が良く上位となっています。

アプリで作ることのできるシステムであれば、ミニプログラム(小程序)でも大半(95%以上)は対応が可能です。ただしミニプログラムの容量は2Mなので容量が大きすぎるものについては対応が難しいです。

WeChatについてみてみると、2018年の初めには58万個程度でしたが、2018年12月時点では100万個以上にまで急増しています。

日本においてもミニプログラム(小程序)で展開されるサービスの実例が増えつつあります。富士急ハイランドではオンラインチケットを販売されており、それにより旅行前の顧客に対してPRと予約ができるようになっています。

日本初「WeChat オンラインチケット」富士急ハイランドで4/20(金)より導入
富士急行株式会社のプレスリリース(2018年4月19日 13時00分)日本初「WeChat オンラインチケット」富士急ハイランドで4/20(金)より導入

ミニプログラム(小程序)とアプリの違い

ミニプログラム(小程序)はアプリを使うよりも利便性が高く、開発も早いことから拡大していますが、具体的にアプリとの違いは以下の通りとなります。

ミニプログラムアプリ    
開発時間短い開発時間長い
開発費用安い開発費用高い
Wechatで開発     ios,androidそれぞれで開発
ダウンロード不要ダウンロード必用
アプリサイズ制限ありアプリサイズ制限なし
拡散効果高い拡散効果低い

Wechatミニプログラム(小程序)の開発には2種類ある

Wechatを中心としてミニプログラム(小程序)はその存在感を日増しに大きくしていますが、実際にミニプログラムの開発を行う際には、大きく2種類の進め方があります。

全てのシステム設計をJAVAにて設計して行う方法と、第三者のミニプログラム制作ツールを使うことでプログラミングの知識が無くても対応できるような方法があります。

ミニプログラム制作ツールで最も有名なのが即速应用で、現在ミニプログラムの(小程序)中で約10%近くを占めています。

Wechatミニプログラム(小程序)開発の流れ

システム開発の流れについて説明します。この場合はJAVAを使った全てオリジナルでデザインした場合の開発フローになります。

最初はお客様のニーズをお聞きして、どのようなミニプログラム(小程序)を作りたいのか、その案が実現可能かどうか、必要な情報は何か等を面談により聞き取り致します。

その後プロトタイプ設計を行い確認してもらい、問題が無ければ正式に開発へと進めさせていただきます。加える内容によって開発期間は大きく変わりますが、弊社で受託している案件では一般的に1~3か月程度の開発期間で完成するものが多いです。

ミニプログラム(小程序)の開発相場としてはJAVAを使ったオリジナルシステム設計の場合で80万円~200万円程度、応用ソフトを利用した格安設計の場合20万円~50万円程度となっています。

イマチュウのミニプログラム(小程序)開発依頼・お問合せ

弊社では中国支社及び中国のシステム開発提携先とミニプログラムの開発に取り組んでいます。

JAVAを利用した完全オリジナルデザイン設計と、応用ソフトを活用した格安設計の両方で対応が可能です。

企業の公式アカウント ミニプログラム

喫茶店用ミニプログラム

ファッションブランド用ミニプログラム

弊社ではミニプログラムの制作はもちろん、中国市場への販促展開・PR手法についてもサポートしております。

SNSとミニプログラムを組み合わせることで小規模の投資で中国向けの集客が可能となります。

中国からのインバウンド集客を目指している日本の飲食店・ホテル・サービス業はもちろん、ミニプログラムを使うことで多くの中国人へのPRチャンスが生まれますので、興味がある方は以下のフォームから一度ご連絡頂ければと存じます。

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