日日煮美食生活体験館―DayDayCook

中国トレンド

ニューリテールがトレンドとなった今、オンラインとオフラインの融合は一つの大きなトレンドとしてチェックしておくとよいでしょう。

以前当サイトでもニューメディアから実店舗へ発展してきた「一条」と「日食記」を紹介しました。今回はもう一つの成功例として、「日日煮」を簡単に紹介したいと思います。

日日煮は2012年にNormaにより香港で創立されました。Normaは100万元の年収の仕事をやめ、創業を始めたと言うほど日日煮は思いを込めているようです。

日日煮は料理レシピをメインにするメディアであり、最初は図と文字の形で発信していましたが、2012年に動画を撮ってYouTubeにアップし始めました。

香港で3年間発展してから、2015年に中国大陸への進出を遂げました。

2017年時点に、5000以上の動画を発信し、76国家・地域へ広がり、9000万人以上の中国大陸のファンを持っています。

2017年には上海で第一号のリアル店舗を出店しました。現在は中国で五つの実店舗を持っています。

日日煮の動画はこのようが感じです。

台式香菇赤肉羹食譜 Taiwanese Pork & Mushroom Soup【DayDayCook】

平均収入の上昇により若者も健康・家庭・体験に関心を持つ現代社会にかわるにつれ、日日煮は「食生活のアップグレード」をめぐり、「究極生活」というライフスタイルを若者にアピールしています。

日日煮はクロスメディア動画発信、EC、商品開発、実店舗を通じて発信を行っています

創立者Normaの言葉によると、現代ユーザのニーズはただ料理を完成することだけではなく、食材の選別、準備、盛り付けなどニーズの多様化が進んでいます。

このような食材はどこで買えるかなどの質問を良くファンに聞かれることがEC開始のきっかけとのことです。

上海芸術ショッピングモールK11にある170㎡の日日煮美食生活体験館―DayDayCookは体験・リテール・飲食機能を備えた個性的な総合キッチン空間です。

店内に販売している商品に、動画で紹介する食材、食器以外、日日煮のオリジナルグッズ、他のブランドとコラボしで開発したものもあります。ユーザは体験店で身をもって体験する、動画のレシピをチャレンジする、日日煮の商品を購入する、専門の料理家である店員さんと交流することができます。こうすることで、オンラインとオフラインのブランドエコシステムが構築できます。

クッキング体験をメインするDayDayCook実店舗以外、親子体験店DDC Kidsと総合生活体験店DDC Lifeなどの実店舗も設置しています。今後、人向けの料理のみならず、ペット向けの料理、旅行、ジムなどのコンテンツも発信する予定だそうです。

日日煮美食生活体験館―DayDayCookの住所は以下となります。興味のある方はチェックしてみてください。

住所:上海市黄浦区淮海中路300号 上海芸術ショッピングモールK11 B211

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