ニーハオ!イマチュウ代表のバヤシです。
イマチュウは、日本と中国に拠点を持って活動しながら、最新の中国トレンドをお届けするメディアです。
今回は中国の新幹線についてレポートします
中国の新幹線(高鉄)とは
中国では高鉄と呼ばれる新幹線が中国全土を走っており、今では中国の内陸部や地方へも開通しており
国土の広い中国の移動が急激に便利になりました。
日本人の方も移動で使うことが多いと思いますので、
席の等級について覚えておいてくださいね。
新幹線登場までは
遅い・狭い・汚い 電車しかなかったので新幹線の登場は個人的には中国生活の中でもかなり大きな出来事でした。
硬座と軟座という席があるんですが、硬座は最悪でした。
直角の席に硬いシート。
30分もすると腰もお尻も痛くなります。
通路に座り込む人もたくさんいて無法地帯でしたね。
中国の新幹線はメイドインチャイナ
見た目は日本の新幹線に似ており、元々は日本の新幹線を買っていましたが
その後はライセンス生産に切り替えて中国生産にしているようです。
車体には大きく CRH (China Railway Highspeed)と書かれています。
胡錦濤時代はスローガンである「和階号」と書いてありました
以前はよく時間通りに来なかったりしていましたが
最近はそんなことは無いようですね。
中国の新幹線の座席ランク
中国の新幹線には座席の等級があり、二等、一等、ビジネスシートとランクが3段階に分かれています。
二等席は1両あたり150人弱の乗客で、一等席は92人です。
価格差はおおよそ一等席は二等席の1.2~1.3倍程度
ビジネスシートは二等席の2.0~3.0倍程度となっています。
二等席が1列5人並びなのに対して、1列4人並びなので1人あたりの空間は広くとられています 。
また、一等席にはテレビがついており、窓も広くなっています。
一等席には各席に電源がついており、車内も静かなことが多いので、
移動中に仕事をしたい人などにもおすすめです。
ビジネスシートは日本のグリーン車よりも快適で、フラットシートはシートも柔らかくて熟睡できました。
こちらが二等席
これが一等席
1つの新幹線に6席のみ?のビジネスシートの全貌
8両編成の新幹線の場合、7両は二等席、1両が一等席となることが多いです。
さらにその中の一両の中に、1両または6席だけ特別に作られているのがビジネスシートとなっています。
ビジネスシートがないものもあります。
ビジネスシートの様子はこんな感じになっています。
食事も出ますし、スリッパもあります。
何より座席がフルフラットになるのが最大のメリットでしょう。
長時間の移動の場合これならゆっくりと眠ることができそうです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は中国の新幹線について説明しました。
ビジネスシートは料金も二等席と比べても2~3倍となっていますので、
飛行機よりも高くなってしまうこともありますので、
あまり実用的ではないかもしれませんが、
ゆったりと気持ちよく移動できると考えると新幹線もいいかもしれません。
イマチュウでは最新の中国情報を伝えることを目的に情報発信をしています。
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