LuckinCoffeeがコーヒー市場の次に狙うのはお茶!Luckin Teaがいよいよ始まる!

中国トレンド

2019年9月3日、中国のコーヒーチェーンスタートアップ企業 Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は北京で会見を開き、傘下の「Luckin Tea」(小鹿茶)を一つにブランドとして独立運営させると発表しました。

ユーザーのニーズをより一層満足させるために、Luckin Teaは10月からの出店します。

同社はまた、最近中国で大きな話題をさらっている人気俳優の肖戦を「Luckin Tea」のイメージキャラクターする、と発表しました。

なお、Luckin Coffeeのイメージキャラクターは引き続き劉昊然が担当します。

Luckin TeaはLuckin Coffee傘下のブランドで、今年4月から北京と広州でユーザーテスト開始しました。

当時は4種類のドリンクしか取り扱っていませんでしたが、7月から全国展開を始めたと同時に、ラインナップも充実させました。

Luckin Coffeeというブランドの影響力を借りて、Luckin Teaは全国30都市に展開を進めました

業績が予想を遥かに超えて良かったので、Luckin CoffeeのCOO(Chief Operating Officer)劉剣氏は、ドリンク市場を開拓するためにLuckin Tea を独立運営させることを決定しました。

「Luckin Tea」の独立運営には、独自の視覚VIシステムと店舗SI認証システムを導入しています。独自のアプリとミニプログラムもありますが、これはLuckin Coffeeと共通して使えるので、Luckin Coffeeのアカウントを既に持っている方は新規登録不要でサービスを受けることができます。

Luckin TeaとLuckin Coffeeには相補関係があります。

商品のラインナップを見ると、Luckin TeaではLuckin Coffeeのマスターコーヒーシリーズを買うことができるだけでなく、お茶系のドリンクをより豊富にそろえている一方、Luckin Coffeeで買えるのは人気のLuckin Teaだけです。

顧客対象を見ると、Luckin Teaの店舗はカジュアルな雰囲気が漂い、シアトル産の超有名コーヒーショップのような面持ちですが、Luckin Coffeeはよりビジネスパーソン向けの落ち着いた雰囲気になっています。

出店戦略についてもよく練られており、Luckin Teaが主に二級、三級、四級の地方都市に出店している一方、Luckin Coffeeは主に一級、二級の大都市に重点を置いています。

Luckin Teaは全国展開を後押しするために、ニューリテールパートナー制度を打ち出しました。

今までのような加盟店とは違い、ニューリテールパートナー制度には加盟料ゼロ・リスクヘッジ・強いブランド力・デジタル運営などのメリットがあります。

ニューリテールパートナーの主な仕事は出店場所の選択や内装、ドリンク作り、サービスの提供などです。マーケティング、市場開拓、運営システムの開発、監査、サプライチェーン管理などはLuckin Teaが一手に引き受ける仕組みです。

ニューリテール系コーヒーショップとして2年足らずで中国市場を席捲したLuckinCoffeeの新しい展開LuckinTea。

今後どのような発展がされるのかイマチュウでも注目していきたいです。

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