前回、前々回と、リテールテクノロジーサービスをメインに事業を展開している中国企業
「有賛」の概要と人気について紹介いたしました。
ここ数年凄い勢いで成長を続ける有賛は、多くの企業・個人に愛用されています。
今回は、多くの実績を上げ続けている有賛を利用したビジネスのうち、四つをピックアップして、皆さまにお伝えします。
「有賛」を利用したビジネス①―良品舗子(BESTORE)
「良品舗子」は中国国内で有名なスナック・菓子メーカーであり、去年からはアメリカ、オーストラリアなど海外にも進出しています。
取り扱っているお菓子はクッキーやドライフルーツ、ナッツ、飲料など多岐に渡っており、現在は100品目以上のお菓子を多くの国で販売しています。
直営・加盟によるチェーン展開のほか、良品舗子EC事業にも積極的に取り組んでいます。
そんな良品舗子ですが、実は有賛のサービスを利用しているのです。有賛の優れた顧客管理機能によって、各店舗の優良顧客のプロファイリングとプレシジョンマーケティングを行うことができました。
デジタル化された顧客データは、高質な購買体験に繋がります。実店舗とオンラインショッピングを織り交ぜ、有賛は良品舗子のO2O(Online To Offline)戦略を後押ししています。
「有賛」を利用したビジネス②―王府井百貨
1955年に創業した王府井グループは、北京市を地盤に「王府井百貨」ブランドのデパートを展開しており、現在は成都、広州、武漢、洛陽など30都市で娯楽、グルメ、ショッピングが全て楽しめる総合的大型デパートを54店展開しています。
王府井百貨は、人気の大手リテールグループとして、有賛と連携しています。
有賛の顧客管理機能と分売員機能により、実店舗の顧客をオンラインショップへ誘導することで、オンライン・オフラインが一体化したサービス体験を顧客へ提供しています。
お客様は有賛のプラットフォームを使用することで、各店舗のイベント情報をいち早く入手するだけでなく、オンラインで注文から配達、店舗での支払いや受取りなどの便利なサービスを利用できるという訳です。
「有賛」を利用したビジネス③―阿芙精油
2006年に創立された阿芙精油はまだ若い企業ですが、今や中国国内のエッセンシャルオイル業界の精鋭企業となりました。
「阿芙と言えば、エッセンシャルオイル」をキャッチフレーズとして、若い顧客を多く抱えています。
同社は国外14ヶ所の農園と契約しているため、原材料の品質が保証されています。そのビジネスも特徴的で、ミュージカル、作家など異分野とのコラボを多数展開しており、また限定商品が人気を博しています。現在はエッセンシャルオイルのみならず、コスメ・ボディーケア等にも事業を展開しています。
これら阿芙のビジネスは、有賛が提供するユニークな営業ツールの賜物です。これをフルに活用することで、顧客の獲得や維持に力を入れています。新製品の試用や限定サービスなどで、顧客へサプライズと感動を与え続けているのです。
「有賛」を利用したビジネス④―中信出版社
中信出版社は、ビジネス書や児童文学など幅広い分野で書籍・雑誌を発行しています。海外翻訳書なども手掛けており、多くのベストセラーを輩出した中国トップクラスの出版社です。
中国の主要都市をはじめ、空港内店舗など72カ所で書店を展開しており、年間出版売上は10億元(約160億円)以上に上ります。また、2017年には日本のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループで映像・出版・音楽の企画製作などエンタテインメント事業を展開するカルチュア・エンタテインメント(CE)と連携、合弁会社「中信出版日本」を設立しました。
最近始まった中信出版のウェブメディアCITIC PRESS JAPAN も中国のトレンドが多く書かれておりおすすめです。
出版業界の実力者である中信出版社も、Eコマース展開で有賛のプラットフォームを利用しています。有賛のSNSに基づくECシステムと一体化したサービスを活用し、最新の情報・文化・バラエティを顧客へ届けているのです。
有賛の顧客管理機能と営業ツールは、顧客維持と購買転化の強力にサポートしています。伝統的な書籍メディアと最新のEコマースの融合により、新しい世界が作り出されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は有賛のサービス利用例から、4つを選んで皆さまへ紹介いたしました。
他にも数多くの実績がありますでの、ご興味のある方は、有賛のホームページをどうぞご参照ください。(https://www.youzan.com)
イマチュウでは今後も、有賛について最新のレポートをお届けして参ります。乞うご期待ください。
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