匠の精神へのこだわり―上海企業「千匠文化」が伝える日本文化

中国トレンド

日本文化に匠の精神と職人文化がある。とよく言われます。近年、中国では「匠人精神」という言葉が非常にはやっているように匠の精神は日本中国関係なく通じる考えのようです。

「匠の精神」とは何事も疎かにせず、徹底して取り組む精神を指し、物質が溢れ、十分豊かになった今の中国で改めて称賛されているのです。

今回、匠の精神を守り続け、美と文化にこだわる会社「千匠文化」を皆さんに紹介したいと思います。上海企業である千匠文化が日本の匠の精神を伝える意義とは?廖COOから直接お話をお聞きしました。

「千匠文化」の設立

上海千匠文化発展有限会社は2015年6月に上海で設立されました。中国職人文化と芸術、アジア美学生活、日中茶道文化、東洋・西洋職人交流などに関する内容と製品のプラットフォームとして展開しており、サイト上で買い物ができるようにもなっています。

工芸、職人、美学、文化、芸術、空間を総合的に再現し、文化発展実現プラットフォームを提供しています。商業色の強い上海においてその存在は異彩を放っており、高い志を感じます。

千匠文化は主に文化・ビジネス・公益の三つの領域に活動しています。より美しく、より真摯に、よりやさしい現代生活スタイルを呼び掛けており、時間に追われる上海の人々にとって寛いだライフスタイルを提唱しています。

現在千匠文化の主なプロジェクトとしては、NGO公益活動・商品通販・文化イベント・美学育成・文化ツアー・職人物語などがあります。そのすべてが匠の精神から派生するもので、芸術と深く結びついているのが特徴です。

「大匠雲集」―芸術王国の展覧会

2017年4月から、千匠文化は1~2ヶ月に一度のベースで、日本や中国の職人や工芸作家との展覧会を行っています。

作品展覧、芸術レクチャー、検討会、文化集会などの形を通して、茶室・茶道器具・陶芸・刺繡から建築・設計まで幅広い内容を切口とし、東洋美学の伝播と発展を推進しています。

千匠文化接待センターは上海市中心にある西洋風建物の中に設置し、狭西南路という地下鉄駅から徒歩5分とアクセスも便利です。

過去には京都の老舗の清課堂や開化堂、美濃焼の幸兵衛窯、またミラノをベースとするHANDS on DESIGN等たくさんの工芸関係の方々とコラボレーションしてきました。

去年には10人の日本の作家による「天目展」を開催し、上海、北京などで大盛況を得ています。千匠文化は文化・工芸を通して、日本と中国の橋渡しをすることを目指しており、着実に実績を積んでいます。

「匠心製品」―完璧を追及する芸術品

千匠文化は日本と中国の職人や工芸作家と協力し、自社製品も開発・販売しています。

もちろん各製品は各職人の手で丁寧に作り上げ、芸術性に溢れたものばかりです。オフラインストアとオンラインストア両方で展開しており、オフラインストアは展覧場と製品売り場の役割を立っていて、杭州、成都、重慶、深セン、北京には既に千匠文化の店舗があります。

オンラインストアのラインナップも豊富で、お気に入りのものがあれば、手軽に買うことができます。美しさと歴史感溢れる芸術品を見る機会が中国にもあることがうれしいです。

各製品シリーズの制作裏話や、職人のストーリーも千匠文化のホームページで見ることができます。

美学育成と匠心の旅

千匠文化は生け花、茶道などの学習コースも提供しています。興味のある方はプロの職人に従い、芸術と文化を体験し、美学育成することができます。個人だけではなく、親子向け、企業向けのコースもあり、中国の中でも特別な活動として支持されています。

日本への匠の精神ツアーも大人気企画となっています。日本で実際に匠の精神を学び、体験を通して多くの気づきや学びを得られるので好評です。

日本の茶道・華道の他にも、書道や、伝統工芸、木工、家具等、幅広いツアー先があるのも人気の秘訣です。

まとめ

いかがでしたか?今回は上海で日本の匠精神を伝える活動をする千匠文化の紹介しました。

伝統芸術文化と匠の心にこだわりのある一方、時代と共に進化していく先進性も持ち合わせている会社でした。

上海と日本の距離が近くなるような活動を今後も続けていってほしいです。

「千匠文化」HP:http://www.qian-jiang.com/

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