インバウンドとはなにか?中国ビジネスとは何か?を考えされられた件
中国と日本を行き来するような仕事を続けていると、日本で中国人旅行者向けのサービスを展開したい企業や、中国人向けの商品をPRしたいという企業様からも問い合わせなども多いです。
インバウンドサポートをしているので、是非お力になれる所があればお手伝いしたいと思っているので話を伺いに行くのですが、その場で
「中国は富裕層が多いから、高いもの程買っていくんでしょ?」
とか
「日本では売れていないけど、中国の富裕層狙いで行きたい」
とかを真顔で言われることがあるんですが、そんな時は、
この人はどんな思考回路してんのかな?
と思ってしまいますね。
富裕層と呼ばれるような資産家は確かに多いですが、日本で売れないような商品がなぜ中国であれば売れると思うんでしょうか?
ブランディングや中国向けマーケティングもできていない会社の商品を、高いだけで買うという価値観が本当に存在すると思っているのでしょうか?
そこから垣間見えるのは日本企業の驕りと、時流を読み切れていない感覚です。
中国のお金持ちは胆力がある人が多いので、豪快に使うイメージがありますが、お金の使い方には本当にシビアだと思います。実利を得られることには惜しみなくお金を出しますが、無作為にばらまくということはしません。
年々訪日中国人旅行客は増えていますが、そんな考えで商品やサービスを展開していくと、いずれ日本旅行の価値自体が下がってしまうと思いますね。
シンプルに言うと
なめてんじゃねーぞ
ってことですね。
まだまだ相互理解が足りていないと感じるので、そういう活動を促進していきたいですね。
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