ニーハオ!イマチュウ代表のバヤシです。
イマチュウは、日本と中国に拠点を持って活動しながら、最新の中国トレンドをお届けするメディアです。
今回は中国の情報収集の方法について
中国で調べものするなら検索Q&Aアプリの方がずっと良い
簡単に言ってしまうと中国で百度という検索サイトはあまり使い勝手が良くないです。
使い勝手が良くないというか、調べたい情報が出てこないし、広告で上位に上げることができるので、広告情報が多いのも嫌いな理由です。
だからといって他に検索サイトがあるかというと、360°とか少しはありますが、百度程のシェアはもっていない。
日本で使っているようなGoogleヤフーはVPNが無いと利用できない。
という結構苦しい状況なのです。
中国版ヤフー知恵袋とは
そんな時、利用価値が高いと感じるサービスが登場しました。
それがQ&Aアプリです。
2016年頃から登場したこのアプリは使ってみるととても使い勝手が良く、
日本でいうとヤフー知恵袋のようなものですが、中国の場合は
かなり詳しい情報や長い文章で説明してくれる専門家が多いです。
信憑性がどこまであるかは微妙な点もありますが、今までの百度で検索していたときよりも
詳しくて面白い意見が多いので使っています。
分答と知乎
分答と知乎というのが2大Q&Aアプリです。
共にQ&Aアプリなんですが、知乎の方が専門家によるコメントが多く、分答はエンタメ性が強いです。
分答は2016年のサービス開始以来アプリとして人気となっています。特に分答の知名度を一気に高めたのが、芸能人から直接回答がもらえるアプリとして展開をしたからです。
分答は月にサービス開始された音声アプリです。質問に対して専門家が1分間の音声で回答してくれるというのが分答サービスの始まりでした。最近は動画やライブ等多岐に渡る展開をしていますが元々は非常にシンプルなアプリでした。
分答の利用者の中には有名人もいますので、有名人を利用して多くの見られるコンテンツが育ちました。
サービスがリリースされてから42日間で1000万ダウンロード、100万回を超える支払いが行われるという大ヒットとなりました。
42日間で取引された金額は1,800万元を記録しました
現在では1分間のQ&Aだけではなく、「コミュニティ」と呼ばれる気になるテーマに対しての知識や行動計画を学ぶグループレッスンや、「ミニ講義」と呼ばれる30分間の音声講義などのサービスも展開されており、よりサービスが充実しています。
分答のサービスは大きく「専門家を探す」「急ぎで知りたい」「コミュニティ」「講義」の4つのカテゴリーに分けられており、利用したい内容によって使い分けています。
分答が人気となった理由分答が人気となったきっかけは、王思聡、冬大為、章子怡などの著名人から直接回答がもらえるという今までにないサービスが受けたからだといえます。
サービス開始当時の人気は運営側の予想を上回るもので2016年の夏にはログインが一時出来なくなるほどの爆発的人気アプリとなりました。ただ最近は知乎の方がコミュニティが活性化している印象です。
分答はQ&Aアプリから始まりましたが2年経った今は、知識欲を満たしてくれる学習アプリに進化しています。検索サイトの信頼性が低い中国でリアルなクチコミサイトは受け入れられるサービスだったのでしょう。
いかがでしたか?今回は中国のQ&Aアプリについて説明しました。
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