上海小米有品のリアル店舗がOMO方式

中国トレンド

小米(シャオミー)といえば、最近日本市場にも進出を表明し、世界のスマホ市場で4位のシェアを誇りっています。

高機能で低価格の製品を武器にファンを増やしています。実際に使う人の満足度は相当高く、小米の商品は高品質でデザイン性も高いという認識が中国の人にはあるようです。

日本では携帯電話・ノートパソコンなどの家電製品を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回はそんな小米が展開する小米有品を訪問してきました。

そもそも小米有品って?

小米有品とは小米が展開するECプラットフォームです。

家電のみならず、家具・キッチン用品・美容・文房具等の私たちの暮らしにまつわるものすべてを取り扱っています。

自社商品を戦略商品としながらもそれ以外の商品も小米有品として小米がセレクトしたということでブランドが担保でき、高品質の印象が強まるようです。

上海でオープンした小米有品は2階に分かれており、1階は小米の商品、2階は有品の商品をそろえており、幅広いニーズに対応しているOMO店舗となっています。

中国で話題の“OMO”って?

オンラインとオフラインの融合(Online merge Offline)のことを指します。中国中国の都市ではスマートフォン端末が十分に普及しています。そして、そのスマートフォンを軸に、オフラインとのサービス連携が進められています。

例えば小米では、wechatのミニプログラムを通して買い物できたり、商品にQRコードがついており商品の詳細やレビューをその場で見ることができます。

ここからは体験レポートの紹介です。

大悦城というモール内の1階に小米の展開、2階に小米有品の展開となっています。

〜1階編〜

1階では主に小米の展開する家電製品コーナーとなっています。携帯電話、パソコン、ライト、時計など小米を代表す家電製品が羅列されていました。特にこれから冬の季節に向けて、保湿機がオススメ商品として売られていました。値段もお手ごろな価格のものが多かったです。

(LEDライトの紹介)

そして、私が個人的に注目しているのがこの商品!携帯で撮った写真手軽に印刷できる機械。スマホとwifiで繋いで使います。値段も約4500円とお手ごろな価格です。↓

〜2階編〜

2階には小米有品があります。小米有品はとにかく品揃えが豊富で、家電製品はもちろんのこと生活用品・文房具・家具・キッチン用品などさまざまなものがあります。

なんと、化粧品もあります。日本のちふれ商品が売ってありました。機能性と安全性の面から中国では日本の化粧品は大人気です。香水も売っています。

(美容品コーナー)

中国の店員さんの特徴と言えば、背後をついて回られます。ちょっとでも商品を手にとってみたり、キョロキョロしていると何探しているの?とか新商品の説明を聞いてなくてもしてくれます。最初はとまどいますが中国で生活しているとだんだん慣れてきます。

こちらは子ども用品コーナーです。ライフスタイルに沿ってほんと様々なものが売ってありますよね。子ども連れの親子もちらほら見られました。↓

次にキッチン用品。こちらは統一感があって揃えるとオシャレですね。私も一人暮らしする際には買いたいです。

以上小米有品の紹介でした。小米有品からみてもオンラインとオフラインのサービス連携の世界ができていますね。インターネットやスマホの普及によりインターネットで手軽に買い物ができる時代ですが、やはり実際に自分で見て確かめるとその商品について知ることができたり、思っていたものと違ったということもなくいいですね。

中国では、オンライン上で売り上げを伸ばした店舗が、消費者に実物を見てもらう、または体験してもらうために実店舗を出店するケースが増えてきています。ぜひ皆さんもリアル店舗で体験して見てください。

小米有品

住所:西藏北路166号静安大悦城南座1楼2楼

時間:10:00~22:00

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