中国人のホンネが分かる!?シェアすればするほど自分が儲かっていく仕組みとは?

中国トレンド

インターネットの発展、スマホの普及などにより、ラジオ業界がモバイルインターネット時代に突入するとともに、多くのネットラジオアプリが開発されました。従来のラジオの概念を破り、音声コンテンツを発信するこのプラットフォームは、急速に人気を得て行きました。

中国には、喜馬拉雅(ヒマラヤ・HIMALAYA)」という大人気の音声コンテンツプラットフォームがあります。中国人の約4割が利用しているとも言われるこのコンテンツは、地球で最も高い山々が連なるヒマラヤ山脈になぞらえ、ヒマラヤ山のように世界的に有名になりたいという願いを込めて、「喜馬拉雅FM」と命名されました。

今回は、現在の中国人に愛されているコンテンツの一つ「HIMALAYA」を皆さんに紹介したいと思います。

中国で話題のHIMALAYAとは?

HIMALAYAは、上海証大喜馬拉雅網絡科技有限公司が開発・運営しているインターネットを通じた音声プラットフォームアプリです。

アプリをダウンロードすれば、スマートフォン等のデバイスで、音声書籍や落語、語学などのコンテンツを無料で聴けます。

音声コンテンツのジャンルは非常に豊富で、文学・音楽・教育・ニュースなど様々な内容が気軽に楽しめます。

音声書籍、漫才・落語、トークショー、著名人の講演、技能レクチャー、語学レッスン、ラジオドラマなど、その放送内容はバラエティに富んでいます。

現在HIMALAYAでは、ホームページに掲載されているだけでも700万以上の音楽コンテンツを抱えています。

登録ユーザー数は5.3憶人に上り、音声アプリのカテゴリーでは73%のシェアを誇る占める中国最大規模のアプリです。

HIMARAYAは現在、海外進出を果たすべく事業を展開しています。2017年3月には東京の渋谷に海外初の拠点を設立し、日本語の音声コンテンツを日本のユーザー向けに提供する音声プラットフォームの運営を開始しました。

HIMALAYAで楽しめるサービス

ネットラジオ業界トップの地位を築いたHIMALAYAには、音楽、ドラマ、ビジネス、お笑いなど多種多様なコンテンツが揃っています。

独自のレコメンドアルゴリズムにより、再生履歴などからその人好みの内容をより精密にお勧めコンテンツとして表示することができます。

当然のことながら全てのコンテンツはストリーミング再生でいつでも好きな部分から音声を再生でき、自分のライブラリへダウンロードしてオフラインで楽しむこともできるので、非常に便利です。また、SNSと連携しているので、お気に入りのコンテンツを簡単に友人とシェアすることもできます。

HIMARAYAにはユーザー自身が作ったコンテンツを公開するサービスがあり、アカウントを持っていれば自作の音源をアップロードできます。つまり、誰もが主人公になることができるのです 。HIMALAYAは世界へコンテンツを発信したい人たちの表舞台です

HIMALAYAが提供するクリエイタープラットフォームは、多くの音声コンテンツ制作者が集う場となっています。

HIMALAYAのビジネスモデル

HIMALAYAは、広告収入を主な収入源としています。

また、専用通貨もHIMALAYAの収入源の一つです。お金をチャージすれば、入金額に相じた「喜点」というHIMALAYA専用通貨がもらえます。「喜点」を支払うことで、有料コンテンツを楽しめるという訳です。

最近では、有料オーディオコンテンツの販売などでも大きな利益を得ており、新たなビジネスモデルの構築に力を入れている様子が伺えます。また、動画コンテンツと同じく、放送主が審査に通って有料コンテンツを展開した場合、放送主が収入を得ることもできます。

面白いのは、一般ユーザーに有料コンテンツをSNSでシェアしてもらい、それが売れれば5%のマージンを受け取れる、というシステムを標準装備している点です。(具体的な操作は下図のようになります)。

HIMALAYAの人気の秘訣

HIMALAYAの人気が圧倒的なユーザー数とコンテンツ数に支えられているのは言うまでもありませんが、人気の秘訣はそれだけではありません。

「いつでも どこでも、聴きたいものを」をキャッチフレーズにしているHIMALAYAは、「空いた時間が新『声』活の主役になる!」とアピールしています。

空き時間の有効利用は忙しさに追われている現代人に高く評価されており、数多くのユーザーが毎朝の通勤、散歩、運動中に、また就寝前などの空いた時間に好きなコンテンツを聴いています。HIMALAYAは勉強の時間にもくつろぎの時間にも活用できるのです。

HIMALAYAアプリの見た目はかなり機能を重視した作りですが、大量のコンテンツを管理、検索するのに優れたデザインとなっています。この広範囲に渡る膨大なコンテンツが、日夜更新されているのです。

HIMALAYAは音声プラットフォームのみならず、研究開発にも力をいれ、デバイス開発事業(スマートスピーカー、車載機器、幼児教育機器の開発)も行っています。

自社開発「小雅」と名付けられた自社開発のスマートスピーカーは、最近知名度が上がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は中国で話題のネットラジオHIMALAYAを紹介いたしました。HIMALAYAに登録して人気コンテンツを聞いていただければ、中国人への理解がより一層深めるかもしれません。

イマチュウでも、中国に対する悩みや疑問に上海人童老師がお答えする愉快痛快ラジオ番組 「童老師の中国お悩み相談室」をHIMALAYAで発信しています。一度お耳を拝借頂ければ幸いです。

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