中国の新メディアについて中国企業へインタビューした

中国トレンド

ニーハオ!イマチュウ代表のバヤシです。

イマチュウは、日本と中国に拠点を持って活動しながら、最新の中国トレンドをお届けするメディアです。  

先日中国のSNSメディア専門家とのミートアップを行いました。

そこで聞いた中国メディアの未来を暗示する内容がとても刺激的だったので御紹介します。

メディア従事者の為のコミュニティ「媒媒哒」

話しをお聞きしたのは、中国の記者やSNS等の新メディアの記者や運営者向けのコミュニティ「媒媒哒」の総経理 趙宏民さん。

中国の新メディアの可能性や市場規模について日本には流れていないような情報を多く共有できました。

中国の新メディアについて

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=” L1″ icon=”pa.jpg” name=”A さん”]中国の新メディアの現状はどんな感じですか?[/speech_bubble]

答:中国の新メディアと呼ばれるSNSを中心とするプラットフォームはたくさんあります。その中でも市場開拓を目指して展開するのであれば微博、頭条、趣頭条、微博、百家号等が今後最も伸びるプラットフォームだと思います。特に百家号は最近発表されたサービスですが、百度の検索サイトとの相性が抜群に良いので今後伸びると思います。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=” L1″ icon=”pa.jpg” name=”A さん”] 日本の企業が中国のSNS展開するならどのようにするのが良いでしょうか? [/speech_bubble]

日本でよくどのSNSを使うべきかという議論がありますが、中国では基本的に関連ある全てのSNSを登録して展開すべきです。私の場合は自分の個人、企業SNS合わせて25のアカウントを管理しています。微博、微信、頭条など有名なSNSはもちろんですが、大魚号やシマラヤなどの特長的なプラットフォームへも展開しています。

中国の場合多くのSNSが連動しているので、微博で人気となった記事が転載され微信で話題になったりすることが多いです。そのためにきっかけとなるプラットフォームは多く展開しておくのが定石といえるでしょう。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=” L1″ icon=”pa.jpg” name=”A さん”] 今後中国の新メディアはどうなりますか? [/speech_bubble] 

 一時期流行ったKOLを使った広告記事が多くなり過ぎたのが現状の中国SNSです。

仕事としてSNSを発信している人が多く、その場合広告記事が強くなってきますので読者の関心は次第に離れて行っています。

本当に楽しんで発信している人や、特定の業界の専門的記事(例えば弊社で行っている記者向けのコミュニティ等)を展開していくことで

価値のある発信と認めてくれるでしょう。今はまだ過渡期にありどのプラットフォームが強くなるかは分かりませんが、

ここ1年で頭条の伸び率が圧倒的に高く、AIのアルゴリズムを利用したニュース記事は読者に受けています。

まとめ

いかがでしたか?今回は中国の新メディアについて説明しました。

媒媒哒の趙社長の話は中国のSNS、中国での広告展開を理解するのにとても役に立つと思います。

もし興味がある人がいれば御連絡頂ければお繋ぎ致します。

 

 

 

 

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